京都大学大学院 情報学研究科 数理工学コース 応用数学講座
数理解析分野


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関西可積分系セミナー (1998年10月20日)

日時
1998年10月20日(火)14時-15時
場所
大阪大学基礎工学研究科数理科学大セミナー室(D524)
田島慎一 (新潟大学工学部情報工学科)
ホロノミックな D-加群を用いた多変数留数計算

まず,一変数有理型関数の留数を計算する際に微分作用素を利用すると効率よい計算アルゴリズムが構成できることを紹介する.さらに,多変数関数の留数(グロタンディエック留数)は今までに計算することが非常に困難であったが,D-加群の理論を用いることにより,グロタンディエック留数が(数式処理を用いて効率的に)計算可能となることを話す.