京都大学大学院 情報学研究科 数理工学コース 応用数学講座
数理解析分野


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セミナー情報 (2008年5月30日)

日時
2008年5月30日(金)15時-16時30分
場所
総合校舎406セミナー室
加藤毅 (京都大学理学研究科数学専攻)
力学系におけるパターン形成

力学系の繰り返し理論は射影することにより記号力学系と結びつく。一方でLV方程式やKdV方程式のような数理物理にあらわれる非線形の方程式は、離散化されることでオートマトンと結びつき、そこにトロピカル幾何学があらわれる。このようにそれぞれ数学としては違う性質を持っているものどうしが、スケール変換をすることで結びついている。 この講演ではそれらをまとめて眺めることにより、その一連のスケール変換がメソスコピックスケールであることをみる。