京都大学大学院 情報学研究科 数理工学コース 応用数学講座
数理解析分野


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関西可積分系セミナー (2000年6月21日)

日時
2000年6月21日(水)15時-16時30分
場所
大阪大学基礎工学研究科数理科学ディスプレイ室(J617)
井ノ口順一 (福岡大学理学部応用数学教室)
Discrete 微分幾何学入門

Sine-Gordon 方程式や2次元戸田方程式が19世紀微分幾何学で既に研究開始されていたことはよく知られている.ここ15年の間,微分幾何学者は19世紀幾何学を見直し「現代の可積分系理論」の立場から現代化/再検討を行ってきた.それに伴い「離散可積分系の幾何学的モデル」として「曲面の微分幾何学の離散化」が研究されてきた.本講演では「離散化された微分幾何学」の今日までに得られた成果の概要を解説する.